REPORT

「第3木曜LT会 #20」を開催しました!

開催日

2025.08.21

第3木曜LT会とは?

毎月第3木曜日 WeWork 渋谷スクランブルスクエアの共有スペースで行っているITエンジニア向けLT&懇親会イベントです。
毎月さまざまな方に登壇していただき、エンジニア同士で盛り上がるお話、ちょっとためになるお話をしていただいています。

こんにちは!第3木曜LT会運営です。
2025年8月21日に開催した第20回目の「第3木曜LT会」についてのレポートをお届けします。

登壇者紹介

今回も6名の方に10分の持ち時間でご登壇いただきました。
運営がレポートします。


Claude Code × tmux で並列組織化を試してみる
吉澤新之介さん(株式会社メタップスホールディングス)

AIエージェントを組織構造に見立て、tmux上で並列開発を行うという試みは非常に斬新で、発想力と実行力に圧倒されました。
President・Manager・Workerといった役割をプロンプトで明確に定義し、タスクの分担や連携の流れを作る過程は、組織づくりを見ているかのようで、とても興味深かったです。 一方でAIが指示を飛び越えたり、意図しない挙動を取る場面も見られ、AIと協力して作業を進めていくためには、プロンプトやスクリプトの設計を丁寧に作り込んでいく必要性を発表を通じて強く感じました。また、美容サロンのWebアプリ作成を試みた結果、改善の余地はあるものの、約1時間半で一定の形に仕上げた点には驚かされました。
実験としての価値や学びが非常に大きく、AI活用における実践的な可能性と、今後の課題の両方を捉えられる貴重な発表でした。

モバイルアプリエンジニアがバックエンドに約半年挑戦してみた
王 怡偉さん (株式会社スペースマーケット)

アプリエンジニアチームが"真のフィーチャーチーム"を目指して、バックエンド開発に挑戦した取り組みが丁寧に語られた発表でした。
アプリチームからの施策立案が行き詰まりを見せた背景と、それを技術的負債の返却プロジェクトを好機として打破していく過程は、チームとしての学びと成長が凝縮された内容で、現場で実際に奮闘した様子がありありと伝わってきました。
特に印象的だったのは、モバイル開発とバックエンド開発の「考える軸の違い」に対する言語化。ユーザー体験重視から、データ提供設計への視点の切り替えが必要だったという気づきは、多くのエンジニアにも共感を呼ぶはずです。
スキル習得にとどまらず、チーム内外のコミュニケーションが活性化したという副次効果も含め、技術と組織の両面での広がりを感じる発表でした。

拝啓、登壇回数0回だった一年前の私へ
宮下千波さん(株式会社BLUEISH)

「登壇なんて無理」と思っていたところから、1年間で12回もLTに登壇するようになったという成長ストーリーが印象的な発表でした。
きっかけは上司の軽い一言への反発心から始まり、気づけば「楽しい」と感じるようになったそうです。 登壇時の反応やイベント後の交流など、LTを通じて得られたつながりも魅力として語られていました。
登壇を重ねる中で直面した「ネタ切れ」「緊張」「自信喪失」といった壁、それを乗り越えて身についた言語化力・表現力・推進力の話は、実際に取り組んだからこそのリアルさがありました。
「世界は思ったより優しかった」という最後の言葉がとても印象的で、LTに挑戦してみたい人の背中を押してくれるような温かい発表でした。

非エンジニアがClaude codeを使ってみた
永井 宏昌 さん(株式会社エンプレイ)

非エンジニアとして営業・採用の責任を担う部長職の立場から、Claude codeを活用して社内FAQシステムをRAG構成で構築するまでの挑戦を紹介した発表でした。
個人で技術を学んだものの「センスがない」と感じていた過去を持ちながらも、AIを活用することで可能性を広げた過程が率直に語られていました。
一方で、「品質保証までは難しい」と冷静に限界も語られていたのが印象的で、AI開発の未来についても「誰でも作れる領域」と「専門家が必要な領域」がより明確になるという指摘には深くうなずきました。
仕様や制約の設計こそが価値になるという視点は、AI時代の新しい役割を考える上で示唆に富んでおり、学びの多いLTでした。

新卒研修で学んだ5つのこと
新卒えんじにゃさん(株式会社OGIX)

獣医学科出身という異色のバックグラウンドを持つ新卒サーバーエンジニアが、圧倒的な"努力力"を武器に成長していく姿が印象的なLTでした。
「努力は得意、それ以外は全部苦手」と語る冒頭から惹き込まれ、効率的な努力のコツや、ロールモデルの活用、失敗パターンの分析など、再現性のある学び方が説得力を持って語られていました。 ゲーム風スライドもユニークで、笑いと学びが同居する構成になっていました。 上司の強みを見つけて模倣する姿勢や、AIを使った仮説検証の実践、DRY原則の体得、さらには0→1プロダクトの経験と、成長への貪欲さが随所に見られました。
「つよつよエンジニアになる!」というエネルギーがストレートに伝わってくる、未来が楽しみなLTでした。

専任スクラムマスターのしごと
やむ さん(DIGGLE株式会社)

元バックエンドエンジニアのスクラムマスターが語る、専任ならではの視点が詰まったLTでした。
「組織が生み出す価値を最大化する土壌を整える人」という定義のもと、チームだけでなく、関係性や組織にも働きかけていく姿勢に、スクラムマスターの本質が凝縮されていたように感じます。 特に入社初期にありがちな「善意の暴走」を防ぐための「観察→関係構築→種まき」という3ステップは非常に実践的で、どの職種にも通じる内容でした。
人間関係をベースに支援するスクラムマスターとしての在り方や、信頼を築く工夫(パーソナルマップなど)も紹介されており、組織づくりの奥深さと楽しさが伝わる発表でした。

今回も様々なお話が聞けました。
登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!

次回開催は2025年9月18日!
特別テーマ:「SRE」 で開催いたします!

開催日はいつも通りの第3木曜開催です!
詳しくはconnpassをご確認ください。

ビールもおつまみもご用意しています。
エンジニアリングやプログラミングに興味がある方であれば、初心者🔰からベテラン🔥まで大歓迎!ご参加、お待ちしております!

開催レポート一覧

次回

2026.7.16

木曜日

18:00〜

参加する

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