こんにちは!第3木曜LT会運営です。 2025年12月11日に開催した第24回目の「第3木曜LT会」についてのレポートをお届けします。
(今回は第2木曜の開催でした)
登壇者紹介 今回は5名の方に10分の持ち時間でご登壇いただきました。 運営がレポートします。
「コミットメント割引の未活用率」を実際に測ってみた 岡本健太郎さん(株式会社メタップスホールディングス)
クラウドコスト最適化のFinOpsの視点から、AWSのSavings Plansやリザーブドインスタンスを最大限に活用する方法について丁寧に解説されていました。 Savings Plansの償却コスト・未使用コスト・未使用率の計算方法に加え、FinOpsやSavings Plansの基礎を踏まえたうえで、どのようなステップで取り組みを進めていったのかを分かりやすく説明し、結果と振り返りまで包括的にまとめられており、非常に実践的な内容でした。 また、取り組みの詳細をQRコードから参照できるようにするなど、資料面でも丁寧かつ充実した発表でした。 3年目で給与が倍に?環境に恵まれ続けたエンジニア生活と「環境駆動」の話 t-motoyamaさん (株式会社DELTA)
「意思駆動」と「環境駆動」という2つのアプローチを対比しながら、「意思」や「努力」よりも環境を整えることが重要だというメッセージが印象的な発表でした。 学生時代は自分を律して頑張る「意思駆動」で乗り切っていたものの、転職後の振り返りを通じて「人間は環境に染まる」という気づきを得たそうです。 そこから、Twitterをつい見てしまうという自身の特徴を逆手に取ってエンジニアを多くフォローする、生成AIを学ぶために先に課金するなど、意志力ではなく環境を変える具体的な実践例が紹介されました。 「頑張るを信用しない。環境だけ整えて、流れに乗ろう」というメッセージが伝わる発表でした。 エンジニアがユーザビリティテストを主導して分かったこと 王蕾さん(株式会社スペースマーケット)
生成AIの普及により開発速度が高速化した今、開発のボトルネックは「How(どう作るか)」から「What(何を作るか)」へシフトしているという主張から始まり、スペースマーケット社で実施したユーザビリティテストについて紹介されました。 チームの課題として紹介された、A/Bテストでデータを取ることはできても「なぜそうなるのか」は見えず、仮説の域を出ないという課題は多くの企業に共通するものに思えます。 ユーザビリティテストを実施し、「テレワークスペースを予約する際、ユーザーは検索したくない」という発見があったそうです。 A/Bテストだけではわからない、「リアルな声」に気づくために、(ユーザーになろう/ユーザーを観察しよう/ユーザーと対話しよう)というメッセージが感じられる発表でした。 モバイルアプリ開発でClaude CodeのSkillsを試してわかったこと tomoさん(株式会社Voicy)
Claude Code Skillsを活用したiOSアプリ開発の手間を解消する取り組みについて紹介されました。 Claude Codeを利用する際、非推奨なメソッドを使ってしまったり、細かな修正を都度指示する手間を解消することを目的とした取り組みですが、Claudeが定義したSkillsを正しく読み取らないケースがあるなど、実際に直面した失敗も率直に共有されていました。 最終的に、Skillsだけに頼るのではなく、静的Lintでルールを定義しClaude Codeと併用するという形で目的を達成されたそうです。 盲目的にAIに頼るのではなく、用途ごとに適切なツールを選択する重要性やリアルな試行錯誤が伝わる発表でした。 「気づいたらテックブログ記事が出来てた」を実現するAIワークフロー わたたくさん(株式会社デジタルガレージ)
「記事の内容が思いつかない」「記事を書く時間がない」といったよくある悩みに対して、CursorのAIとの会話記録を活用することで解決する発表でした。 LTの中では、過去の会話取得、記事の作成、記事のレビューという3ステップをCursor上で実行し、Zennに記事を投稿するまでの一連の流れを実演されており、実践的な内容でした。 生成AIとの会話ログには自分の興味のある内容が自然と蓄積されているという気づきも共有され、日々の開発作業をアウトプットにつなげるヒントが得られる発表でした。 今回も様々なお話が聞けました。 登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!
次回開催は2026年1月22日! 次回は第4木曜の開催となります! 詳しくは connpass をご確認ください。 ビールもおつまみもご用意しています。 エンジニアリングやプログラミングに興味がある方であれば、だれでも大歓迎です!ご参加お待ちしております!