REPORT

「第3木曜LT会 #25」を開催しました!

開催日

2026.1.22

第3木曜LT会とは?

毎月第3木曜日 WeWork 渋谷スクランブルスクエアの共有スペースで行っているITエンジニア向けLT&懇親会イベントです。
毎月さまざまな方に登壇していただき、エンジニア同士で盛り上がるお話、ちょっとためになるお話をしていただいています。

こんにちは!第3木曜LT会運営です。
2026年1月22日に開催した第25回目の「第3木曜LT会」についてのレポートをお届けします。

(今回は第4木曜の開催でした)

登壇者紹介

今回は6名の方に10分の持ち時間でご登壇いただきました。
運営がレポートします。


開発体験をデザインする
臼田 歩さん(株式会社マイクロニティ)

「開発体験(DX)」を心理学や認知科学の観点から読み解くというアプローチが印象的な発表でした。
単に効率を追求するのではなく、人間の脳の特性や限界を前提にした設計がDXにどう生きるかを丁寧に解説されており、日々の開発にそのまま活かせる知見が満載でした。
特に「チャンク化」や「注意資源理論」といった概念をコード設計や環境整備にどう応用できるかの具体例は、説得力があり、納得感が高かったです。
認知負荷の3分類や生成効果、スキーマ理論といった心理学の知見を背景に、なぜルール統一や分割設計が重要なのかを再確認する機会にもなりました。
開発者目線の改善に心理学的な裏付けを与えることで、チーム全体の納得感あるDX推進につながりそうです。

AIと電子工作はじめませんか?
清水 顕さん

文系出身でありながら、趣味で始めた電子工作からAIカメラや見守りロボットまで作り上げていく過程がとても魅力的でした。
特に、タミヤの工作キットやラズパイ、マイコン、そしてEdge Impulseなどのツールを駆使して、徐々に高度なものへと取り組みの幅を広げていく姿勢にワクワクしました。
なかでも、DjangoとReactを組み合わせたラジコンの話は、Webエンジニアとしてのバックグラウンドが活かされていて印象的です。
電子工作の仲間を増やしたいという想いからLTを続けているというお話も、温かさと情熱を感じました。
難しく見える世界を、親しみやすく伝えようとする姿勢に共感し、電子工作を始めてみたくなった参加者も多かったのではないかと思います。

成長するスタートアップで、コードだけでは足りなくなった話
ジョンさん(株式会社Spacely)

エンジニアとしての役割が「コードを書く」ことから「事業やプロダクトの方向性に関わること」へと広がっていく様子がリアルに伝わる発表でした。
コーディング中心だった2020年と、設計や仮説検証に重きを置く2025年の対比から、思考や意思決定の重要性が増していることがよく分かります。
また、AIの活用によって即時に試行できる環境が整ってきたことで、専門領域を超えてマルチドメインに挑戦しやすくなったという変化も印象的でした。
エンジニアが「動くコード」だけでなく、「動く仮説」を生み出す存在へと変化していく中で、プロダクトや事業とより密接に関わっていく未来像に共感と刺激を受けました。

AI時代の学び方
梶川 琢馬さん(株式会社TechBowl)

生成AIの活用が当たり前になりつつある今、「学び方」そのものを問い直す視点がとても興味深い発表でした。
「書く」コストが下がる一方で「読む・理解する・直す」コストが増えるという構造の変化や、AIにコードを任せる上で重要になる設計や型、アーキテクチャの工夫が具体的に語られており、実践に活かせる知見が多く得られました。
また、問いの解像度を上げることの重要性や、アウトプットを通じた学習の深化、社内に学びの場を作る工夫など、人間側の成長がますます求められることにも共感しました。
「生成AI時代こそ基礎が相対的に重要になる」という言葉が特に印象に残りました。

データの世界が広くてびっくりした話~今年の抱負も~
太田力丸さん (株式会社クリーク・アンド・リバー社)

「社会人2年目として現場経験を積みながら、データ活用領域の理解を着実に深めている発表者が自身の学びと驚きを率直に共有してくれたLTでした。
Tableauなどの可視化ツールに慣れてきた矢先、データの世界が想像以上に広く、可視化はほんの入り口に過ぎないと気づいたというエピソードには、共感した方も多かったのではないでしょうか。
特に、「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」といった視点でのキャリアの広がりに気づき、自らの領域を少しずつ拡張していこうとする姿勢が印象的でした。
今年の抱負として、エンジニアとビジネスの両面で成長していきたいという前向きな意気込みも伝わり、今後の活躍が楽しみになる発表でした。

悪者ハッカー入門『SQL アンチパターン:リーダブルパスワード』
とまとみさん (株式会社ココロザシ)

リーダブルパスワードの問題を題材に、ハッカーの視点でセキュリティ設計の甘さを突くというユニークな切り口が印象的な発表でした。
パスワードが平文で保存されている危険性から始まり、ハッシュ化、ソルトの付与といったレベル別の防御方法に対し、それを乗り越えようとする攻撃手法を段階的に紹介する構成は、まるで"ハッカー体験ワークショップ"のような没入感がありました。
最終的には、MFAやreCAPTCHAのような防御策に言及し、「万が一漏れても耐える設計」の重要性を強調するなど、学びの深い内容でした。
攻撃者の視点を知ることが、より強固なセキュリティにつながることを実感できるLTでした。

今回も様々なお話が聞けました。
登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!

次回開催は2026年2月19日!

次回は第3木曜の開催となります!
詳しくはconnpassをご確認ください。

ビールもおつまみもご用意しています。
エンジニアリング、マネジメントなど、技術領域のLTにご興味ある方、交流を深めたい方、ご参加お待ちしております!

開催レポート一覧

次回

2026.8.20

木曜日

18:00〜

参加する

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