REPORT

「第3木曜LT会 #29」を開催しました!

開催日

2026.5.21

第3木曜LT会とは?

毎月第3木曜日 WeWork 渋谷スクランブルスクエアの共有スペースで行っているITエンジニア向けLT&懇親会イベントです。
毎月さまざまな方に登壇していただき、エンジニア同士で盛り上がるお話、ちょっとためになるお話をしていただいています。

こんにちは!第3木曜LT会運営です。
2026年5月21日に開催した第29回目の「第3木曜LT会」についてのレポートをお届けします。

登壇者紹介

今回は6名の方に10分の持ち時間でご登壇いただきました。
運営がレポートします。


srestのFDEチーム活動紹介
名古 玄天さん(株式会社マイクロニティ)

「srestのFDEチーム活動紹介」というタイトルで発表されました。
様々な転機が訪れて今に至るお話で、SRE向けのログ監視サービスを展開していたところから、ガバクラのコスト管理ツールとして変わっていったとのことです。
元々、エンジニアでがっつりやっていた名古さんが、今ではセールスエンジニアからカスタマーサクセスとして幅広くご活躍されています。
結果としてそのような活動になっていき、さらに視座や視野が広がることでエンジニアとしても視野が広がり、従来のエンジニアの枠に収まらないエンジニアになっていったのかと感じています。
また、そういった形でFDEのような職種が生まれ、そう呼ばれるようになったりしているのかと思いました。
AIの登場で他職種との境界線も薄くなってきた今、より人としてのスキルが磨けるチャンスかなと私も感じていて、私自身も様々なことにチャレンジしていきたいと思えるようなLTでした。

コードを書いていた自分と、書かなくなった自分
kishidaさん(株式会社mento)

「2023年、新卒エンジニア」というタイトルで発表されました。
2023年くらいのタイミングで一般的にLLMが登場し、新卒でエンジニアになりたてで「コードを書く」ということを重要にしていたところから、さらに3年間で一気に時代が変わり、開発における全ての価値観が変わったと私も感じます。
まだ基礎ができていない状態でAIコーディングを行う。この時代の方々はほとんどの人がそうだと思いますが、何を正として扱ったらいいかが非常に難しく、壁に当たった方は非常に多かったと思います。
また、アウトプットの価値そのものが変わったというお話は、AIコーディングが主流になり始めた時に、エンジニア歴20年以上の私からしても「基礎があるからこそ精度が高いものが出せる」「プロダクトというものにより重きが置かれる」と同じことを感じていました。
ただ、数年後にはAIがより優れたものになり、さらにその価値観の時代も変わっていくかもしれないですね。

医療現場の運用から考える、AI Agent hookの作り方
山本竜玄さん(株式会社ヘンリー)

「医療現場の運用から考える、AI Agent hookの作り方」というタイトルで発表されました。
まず最初に驚いたのは「山本さんは元薬剤師だった。」ということです。どういった理由でエンジニアになられたのか非常に興味がありましたが、懇親会でタイミングが合わず聞けませんでした…。
今回の山本さんのLTでは、その薬剤師時代のご経験をもとに発表してくださいました。
医療の運用で使われている「医療安全」の考え方を、そのままシステムへの考え方に変換し、さらにAI開発におけるAI Agentワークフローに落とし込んでプロセスを作っていくというお話でした。
逆から言い換えれば、AI Agentも人として置き換えることができ、ヒューマンエラーが発生するもので、医療では同じようにヒューマンエラーによる事故に対してどのように安全対策を行っていくかということを、AI Agentに置き換えたというお話だと思っています。
「医療の安全」はマネジメントに近い形ではありますが、人としての感情は置いて、機械的にどう解決するか、といった視点での話だと思っており、非常に興味深くお話を聞かせていただきました。
そのため、特にAIとの親和性も高いのかと感じています。
これからも、AIがどんどん進化していくにあたり、このあたりの課題はどんどん出てきそうな感じですね。

生成AIに振り回されない 〜確率論と決定論の使い分け〜
小渕 周さん(株式会社スリーシェイク)

「生成AIに振り回されない 〜確率論と決定論の使い分け〜」というタイトルで発表されました。
最近、AI(LLM)を使っていると忘れてしまうのですが、小渕さんのスライドであったように「LLMは次のトークンの確率分布を選んでいるだけ」なんですよね…。
「LLMの揺れが何故生じるのか」を論理的にお話ししてくださいました。AIに出す指示によっては精度が上がることや、また「不確実性」というものが本質であり、エンジニアとしてはどこまで任せるかという境界が必要ということもお話ししてくださいました。
この「不確実性」というのは、正直人間にも起こり得ることで、どこまで任せるかという設計はどこでも必要なんだなと感じました。
この一つ前の山本さんの発表もあった中で、AIは非常に機械的でもあり、上記のように、ある意味人間的でもある…という不思議な感情になりました。
結論としてはAIは万能ではなく、AIも人も適材適所ということだと思っています(笑)

シリコンバレーツアーに行ってきた
山田健太さん (株式会社ディー・エヌ・エー)

「シリコンバレーツアーに行ってきた」というタイトルで発表されました。
滅多にできないご経験をされてきて羨ましい限りです!SPAJAMという温泉地で開催される、日本最大のスマホアプリハッカソンの最優秀賞の賞品として行けたとのことです。
優勝してシリコンバレーで「シリコンバレーツアー(遊べる)」と思ったけど、「シリコンバレーピッチツアー」だったということで、期間中に徹夜2回して、かなりハードだったというオチがあったとのこと(笑)
世界の中心といっても過言ではない(特に我々からすると)ところに行き、名だたる企業のエンジニアと交流できたご経験は、ご自身の価値観にも影響してきそうです。
私も機会があればぜひ行ってみたいですね。ツアーで。

OIDCを自作したら
じゅんさん (フリーランス)

「OIDCを自作したら」というタイトルで発表されました。
OIDCとはOpenID Connectとのことですが、普段なんとなく使っていて、実際にはどういったプロトコルで行われているのか、案外わかっていないものです。
それを自作するのは理解も深まり、今後自分の糧になっていくと私も思います。さらに、その後しっかりとLT会で発表して言語化するということも、しっかり理解する上では必要だと思います。
kishidaさんのLTにもあった通り、「基礎」は開発に役立つだけではなく、対話での裏付けとしても生きてくると思っています。
特にAIの時代だからこそ、こういったすでにあるものをあえて自分で実装してみるといった意識は、今だからこそ必要な意識なのではないかなと感じました。

今回も様々なお話が聞けました。
登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!

次回開催は2026年6月18日!

次回も第3木曜の開催となります!
詳しくはconnpassをご確認ください。

ビールもおつまみもご用意しています。
エンジニアリング、マネジメントなど、技術領域のLTにご興味ある方、交流を深めたい方、ご参加お待ちしております!

開催レポート一覧

次回

2026.8.20

木曜日

18:00〜

参加する

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